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木越あい・江波冨士子・中野幹子ガラス攻芸展(東京出張)

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年11月16日 01:12
  • 展覧会

木越あい・江波冨士子・中野幹子ガラス攻芸展を観に行きました。
多く予定していた打ち合わせや営業もこなし、東京出張も終盤です。ここで、今回の出張で楽しみにしていた三人の女性作家によるガラス攻芸展を観に来ました。「ガラス攻芸展?」「ガラス工芸展」でないの?と思いますよね♪ しかし「ガラス攻芸展
」で合っているのです。この木越あいさん、江波冨士子さん、中野幹子さんは、3人とも器を創っています。これが恐ろしいくらい細かい仕事がなされていて、どの作品も装飾的です。およそ食材を引き立てるような感じではなく、機能美を追及している訳でもありません。器の形をしているのに器ではないのです。それは、それぞれの作家が美しさを求めて試行錯誤しているうちに、自然と器の様な形にたどり着いたようにも見えます。この自然な感覚が一流のアーティストなのかなとも感じています。また、それぞれが真摯にガラスと向き合っている様が作品からひしひしと伺え、ガラスと必死に戦っているように感じました。まさに「ガラス攻芸展」であります。本当に素晴らしい作品を見せて頂きました。
ガラス作品へ挑む戦いの場所は誰一人として同じものはないと思います。M.MグラスはM.Mグラスなりに必死にガラスに戦いを挑んで行きます。この展覧会で感じた潔さを私達も胸にガラスと向き合おうと感じました。展覧会初日にもかかわらず長く居座ってしまいましたが、木越あいさん、江波冨士子さん、中野幹子さんとお話しができたこと嬉しく思います。また展覧会があるときは観に行きますね♪
本当にありがとうございました。(感謝)

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木越あい・江波冨士子・中野幹子 「ガラス攻芸展」
高島屋 日本橋本店 6階 工芸サロンにて

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エナメル絵付け、サンドブラスト、カット、ムリーニ、グラヴィール、ありとあらゆるガラスの技法を駆使して挑んでいます。その戦いは決して楽な戦いでないのは観た瞬間に理解できます。感動します!

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左から中野幹子さん、木越あいさん、江波冨士子さん素敵なガラス作家さんです♪
中野さん、江波さんは学生時代ともに富山のガラス造形研究所で学びました。

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江戸切子の超有名なガラス作家 山田輝雄さんも展覧会に来られていました。
山田輝雄さんと作品について話しています。

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打ち合わせも無事に終了。有楽町の阪急デパートにオープンしたばかりのメンズ館に勉強がてら寄ってみました。世界初の試みも多くあるようです。流石におしゃれな人ばかり来店されていましたね。(粋)

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ショップの造り、ディスプレイはとてもおしゃれ。各所にアートらしき物も多数設置されていました。

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帰りの羽田空港はもうクリスマスの装いです。
今年も残り少なくなってきたな~。

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岡野 香ガラス展を観に行きました。(東京出張)

岡野 香ガラス展を観に行きました。(東京出張)
今週は東京出張から始まります。ガラスの打ち合わせ、営業、展覧会の視察と忙しく都内を巡ります。
中でも、何件かのガラス展の視察が楽しみ。 同世代の超人気女流ガラス造形作家の展覧会が開催されています。(もちろん皆さん知り合いで、久しぶりに会う同級生もいます♪)私達M.Mグラススタジオのガラス表現とは違った切り口から作品を制作、展開をしていて、そのどれもが素晴らしい完成度で作品として展示、販売されています。しっかり視察をして勉強したいと思います。
今日は先日ヨーロッパ視察の際にプラハでお世話になったチェコ在住のガラス作家、岡野香さんの展覧会を観覧させていただきます。5,6年ぶりにチェコで再開した岡野さんと今度は4週間程度で展覧会を見ることができるのは何か不思議な感じ。先日会った香ちゃんの雰囲気からチェコに移住してからどのように作品が変わったのかを観てみたいと池本と話していたところ♪ どんな素敵な作品を創っているのかな~。

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いつものように羽田空港から。
ガラスの打ち合わせ、営業、展覧会の視察と今回も忙しく都内を巡ります。

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AXISビル内にあるサボア・ヴィーブル。多くのガラス作家が個展を開催している有名なギャラリーで「岡野香ガラス展」が開催されています。

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岡野香さんのガラス作品は板ガラスに絵画的な要素とガラス特有の空間感を持ったとても美しい作品。優しい色使いや形が連続して重なるさまは、まるでプラハの街並みのようでもあり、作品の中に吸い込まれていくようです。静かな作品ですが、とても力強く、造形的です。

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造形的な強さを前面に感じさせる作品。上の作品とは逆に動的な連続性が美しいです。センスの良さを強く感じます。板ガラスを用いて絵画的、半立体的に制作するガラス作家は多くいますが、岡野さんのようなセンスと空間感を持った作家はまずいないと思います。素敵な展覧会でした。

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東京に行くとなぜだかお付き合いのあるギャラリーさんやアートオフィスの方々に見つかってしまいます。今回も打ち合わせの移動中の駅のホームで電話がかかり、東京にいるのが発覚。もう一軒打ち合わせが増えましたが、会議の後は一緒にお食事をいただきました♪ 
おいしいお酒はアート談議とうまい肴が最適です。

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東京で締めといえばおそばです。最高においしかったです♪

玄游書展を見に行きました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年10月10日 13:59
  • 展覧会

玄游書展を見に行きました。
毎年、山陽小野田市文化会館で開催されている玄游書展を見に行きました。
私達が小野田にガラス工房を立ち上げた9年前から書道研究玄游会の先生方、そのお弟子さんたちの数多くの作品を拝見させて頂いております。御年輩の方から幼稚園児まで幅広い年齢に様々な思いで字を書き、お習字として書く字、自己表現の作品として書く字、字の成り立ちを考えながら子供たちが自由に書く字。様々な思いで「書」に触れ合っている姿が作品の内から読み取る事が出来ます。
この展覧会を毎年開かれている先生方や関係者皆さん、お弟子さんの気持ちが本当に素晴らしいと思います。この度もありがたい事に矢田照濤先生直々に作品の説明をしていただきました。アートを志す者として表現の素材は違いますが照濤先生の制作談や、墨や筆の素材について、アート全般についてお話しして頂いた事、本当に感謝です。
字は誰の人生にも必ずついてきます。私もいつか自分にしか書けない味のある字を書きたいと思う良い展覧会でした。

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矢田照濤先生の作品の前で。書家 矢田照濤先生(中央右)、ガラス作家 西川慎(中央左)、ガラス作家 池本美和(右)、きららガラス未来館 中村憲三副館長(左)

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矢田照濤作品
美しいと感じたそのもにはやはり美しいと感じたその場その時が一番調和してゐるのでせう生きた美しさのみが人間の心をゆさぶり動かし人間の心をなやますのも
生きた美しさがするのです
(香月泰男のひとば)

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桂雪名誉会長作品 「大道無門」

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矢田照濤先生お母様 小扇作品 「れんげ畑」

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子供たちの作品。素晴らしい字ばかりです。

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こちらはテーマを与えて、自由に子供たちが書いた書です「龍」、「雨」、「母」など。
このコーナーが私も池本も大好きで、すごく楽しんで字を書いている姿が目に浮かびます。

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会場で偶然出会った縄田悠乃ちゃん♪
以前ガラス未来館に体験学習に来てくれた子です。書道を習ってもうすぐ5年だそうです♪
すごいな~。「七つの海」私にはこんなにしっかりとした字を書けそうもありません(汗)


子だもたちが自由に書いた文字で気にいったものを写真に撮っていて一番気に入っていた「雨」が実は縄田悠乃ちゃんの作品でした。(中央)
このブログ用の写真を選んでいるときに気が付きました。(驚)
将来有望ですね♪

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篠田桃紅の墨アートと現代のガラス展

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年10月 8日 13:52
  • 展覧会

篠田桃紅の墨アートと現代のガラス展
楽翠亭美術館に「篠田桃紅の墨アートと現代のガラス展」を観に行ってきました。
富山で作家活動をしていた10数年前からお世話になっている「石崎産業グループ」の社長様や専務様、美術館の企画アドバイス等をされているギャラリーNOW様の御好意でこの度の展覧会に参加させて頂いています。石崎グループにコレクションしていただいている池本美和、西川慎のガラス作品を12点余り展示していただきました。和の空間に篠田桃紅先生の書とガラスの立体作品が何とも気持ち良く展示してあります。日常生活の中にあるアートの提案として、とても斬新でセンス良い生活空間をアートが埋めています。運よく楽翠亭美術館の石崎館長にお会いできお話しを伺う中で石崎館長は「ただ歴史的な建造物を修復、修繕するのではなく、古いものを大切にしながらも現代に生きる現代人の感性で次の世代に伝えて行きたい。」とおっしゃられていました。本当に素晴らしい事だと思います。そういった中で私達M.Mグラススタジオのガラス作品も生きていく事ができれば作品にとって最良の幸せだと言えると思います。この展覧会を拝見させて頂き、この様な機会を頂いたこと本当嬉しく思います。(感謝)

 この度は偶然にも石崎館長様にお会いできた大変うれしく思います。山本支配人様、スタッフの皆様に至ってはご丁寧に一つ一つ美術館についてご説明いただきありがとうございました。また足を運ばさせていただきます。(感謝感謝)

ここで楽翠亭美術館の説明をちょっと。
楽翠亭美術館は富山駅北エリアに新しいアート空間として2011年5月22日にオープンしました。約4,000平方メートルの広大な敷地に1950年代に建築された和風邸宅をリニューアルしたアートにあふれた素敵な空間に仕上がっています。
もともとは、会社経営者の自宅として建設されたもので、貴重な文化財として保存するために、環境事業会社の「石崎産業グループ」が購入されたそうです。その後、保存修理を施し、研修施設としで活用されていたものを美術館として一般公開されるようになりました。伝統的な回廊式日本庭園、純和風建築、土蔵造りの蔵など日本建築の伝統と現代美術や現代工芸を気持ちよく体感できるように改築された現代的な空間感が心地よい美術館です。
また、美術工芸展示空間、日本庭園のほか、無料のギャラリー、ショップ等も併設されていてカフェを楽しむこともできます。富山に行かれる方は是非足を運んでみてください。
超おすすめの美術館です♪

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楽翠亭美術館コレクション×ガラス作家「篠田桃紅の墨アートと現代のガラス展
2011年8月27日~11月13日まで、まだ少し時間があります。
富山にお出かけな方はぜひ足を運んで下さい。

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楽翠亭美術館入口、サインがひかります。

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池本美和ガラス作品 「Water Forest」

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西川慎ガラス作品「月齢」

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回廊にガラス作品を展示して、その向こうに日本庭園が見える美しい空間です。

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西川慎 壁面ガラス作品「月齢」 特設していただきました。

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二回は西洋建築風に建てられているので、ガレやレースグラス(安田泰三作)が展示してあります。

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母屋を出て蔵のスペースも展示空間になっていてこちらも母屋とは違った蔵特有の狭さと言うか広さと言うか、なんとも興味深い空間になっています。


こちらは 「板橋廣美展」 白の連想シリーズより

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壁面ガラス作品「月齢」の前で記念撮影。
館内を案内していただきました楽翠亭美術館コーディネーターの山本珠希さん(右)金沢美大講師の薮内先生(中央)と同じく金沢美大講師の前田先生(左)
山本さんは学生時代に一度私が作品の講評をしたかとがあったみたいで、重ねてビックリしました♪

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帰り際に「富山ガラス造形研究所」によってちょっと御挨拶♪
中央で吹きガラスをしているのは、研究所に勤めるガラス作家の川鍋さん

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こっちのベンチは同じく研究所に勤めるガラス作家の佐野きょうこさんと奥のベンチは中神先生です。
皆、制作に励んでいます。突然おじゃまして済みませんでした。また行きます♪

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日本伝統工芸展を観に行きました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年9月22日 10:30
  • 展覧会

日本伝統工芸展を観に行きました。
日本橋三越本店で開催されています「日本伝統工芸展」を拝見しました。
開催2日目と言う事もあって制作者の作家先生、お客様ともにものすごい人です。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸と分類され、各工芸の作家が鍛錬と工芸技術の発展のために制作された作品が600点以上展示されています。そのどれもが素晴らしい作品ばかりで本当に日本の工芸技術の高さを感じる事が出来ます。この伝統工芸展の意味合いは「伝統は生きて流れている物で、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることなく、今日の生活に即した新しいものを築きあげる」事の様です。今私達が日々制作しているガラス作品と同じ方向を向いているのです。しかし、私を含めて、現代ガラスの作家は伝統的な技法を用いながらこの伝統工芸展にチャレンジしている作家は私を含めて非常に少ないと思います。「伝統」と言う言葉の意味を深くとらえ、自分で枠を作らずにもっともっといろんな事に挑戦して行く事が大切だと、この展覧会を観覧して感じています。とても勉強になりました。

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日本橋三越本店で開催されてる「日本伝統工芸展」
国内最大規模の公募展です。

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9月21日~10月3日
日本橋三越本店 本館7階ギャラリーにて開催しています。

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日本橋三越本店をかわきりに、全国12か所で日本伝統工芸展が開催されます。
山口県のお隣、広島(広島県立美術館)、福岡(岩田屋本店)でも開催されます。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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皇帝の愛したガラス展を見に行きました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年9月11日 13:18
  • 展覧会

皇帝の愛したガラス展を見に行きました。
今年の夏は大きなガラス展が開催せれています。先日レセプションに参加したサントリー美術館での「あこがれのベネチアン・グラス」展と、今回見に行く事が出来た東京都庭園美術館での「皇帝の愛したガラス」国立エルミタージュ美術館所蔵のガラスコレクション展です。
ロシアのサンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術館は、ロマノフ王朝の宮殿建築と膨大な所蔵品から世界でも屈指の美術館に数えられています。美術館のガラスコレクションは歴代のロシア皇帝、皇族、名士によって収集された2000点以上の中から190点の名品がルネッサンス期から18世紀以降にロシア帝国ガラス工場で製造された作品までガラス工芸の歴史をたどりながら展示されています。ガラス素材に携わって17.18年も経つと、多くのガラス展に足を運び多くのガラスの名品を目にしてきましたが、今回初めて見る作品が多々あり、とても勉強になりました。まだまだ目にしていない名品が世界には多く存在しているのだろうと思います。良い作品は沢山見なければいけません。
ガラス展もさることながら、東京都庭園美術館は朝香宮邸として1933年に建てられた建築をそのまま美術館として公開したもので、ヨーロッパの装飾美術(アール・デコ様式)とモダニズム(近代様式)でたてられた建築です。玄関正面や大客室にはルネ・ラリックのガラスレリーフやマックス・アングランのエッチングガラスの作品が飾あり、いたるところに作品がちりばめられ建物自体が美術品と言っても過言ではありません。何度も足を運びたくなるお気に入りの美術館の一つです。
皇帝の愛したガラス」展は今月の25日までですが、東京都庭園美術館に行った事のな方は企画展に関わらずぜひ一度足を運んでみてください♪

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東京都庭園美術館皇帝の愛したガラス」展
国立エルミタージュ美術館所蔵のガラスコレクションの名品展です。

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玄関を入ると美術館の建物まで大きな庭園を抜けて行きます。
東京は整備された緑が意外に多くあります。とてもきれいで気持ちが良いです。

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ガラスレリーフ作品 ルネ・ラリックのとても美しい作品です。
正面玄関より

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旧朝香宮邸の御庭。

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彫刻と緑があり、思い思いに静けさを楽しんでいます。
本当に気持ちの良い美術館です。

 

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東京都庭園美術館 国立エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス」展
ぜひ足を運ばれてみては。

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ガラス作品打ち合せ 東京出張

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年9月10日 13:38
  • 展覧会

ガラス作品打ち合せ 東京出張
この土、日も打ち合わせが入り東京出張になりました。9時過ぎの山口宇部空港発のフライトでも、昼一の東京での会議には十分昼までには間に合います。山口東京間は、ものすごく遠くに思われがちですが、最近本当に近く感じています。事務所に着くとすぐに打ち合わせが始まり、皆さんすごい集中力で事が進んでいきます。この日は休憩が一度もなく10時間ブッ続けで行われました。忙しい東京の方々は本当にタフです。(流石!)そこから食事をして、ふらっと入ったバーで最近お気に入りの「モヒート」を一杯。25時に帰りました。もちろん次の日も朝から動きます。気になる展覧会やショップギャラリーを視察。もちろんあいさつ回りもします。M.Mグラススタジオは土、日は出勤なので日曜日に出張やプライベートで出回る事はほとんどありません。各ショップ等の休日のにぎわった感じを伺えてよかったです。ただ、小野田から上京した私にとって日曜日の都心は、かなり込み合っていました。(混雑)
また、今年の夏は良いガラスの展覧会が多く東京都庭園美術館で行われている「皇帝の愛したガラス」展も観に行ってきました。こちらも次のブログで紹介します。

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ガラス作品打ち合せのため午前中の便で羽田空港着 
山口宇部からの便はいつも端のゲートに着くので到着ロビーまで遠いのですが、多くの飛行機が並んでいるのを見るのは、なかなか爽快な気分になります♪

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赤坂サカス ガラス会議に時間がかかったので本日は赤坂に宿泊。
流石赤坂、深夜までお店があいています。朝、出かけ際にTBSの赤坂サカスの前で。

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サントリー美術館 ミュージアムショップshop×cafe
「あこがれのベネチアングラス」展が開催されているので美術館、ショップともに多くの人が訪れています。この展覧会に合わせて制作した西川のガラス作品も展示しています。その状況とご要望を聞きに行きました。

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東京ミッドタウンが出来てからあまり行かなくなったAXISビルへ。
AXISが提案する「デザインのある生活」コーディネイトを体感できるショップ「リビング・モティーフなどセンスの良いお店がそろっています。
AXISビル内にあるサボア・ヴィーブルへも立ち寄りました。多くのガラス作家が個展を開催しています。

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今週末から「竹本亜紀」ガラス展がサボア・ヴィーブルで開催されるみたい。
竹本亜紀さんは、小野田の現代ガラス展で何度も受賞されているガラス作家さんです。一週間ずれていたら観覧できたのですが・・・(残念)

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カンディンスキーと青騎士展に行ってきました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年8月30日 17:55
  • 展覧会

カンディンスキーと青騎士展に行ってきました。
あのヴァリシ―・カンディンスキーの作品が山口県立美術館に来ると知り、会期が始まったらすぐに観に行こうと思っていたのですが、夏はやっぱりガラス工房がとても忙しく会期終了1週間前に駆け込み展覧会を拝見しました。
カンディンスキーは美術を勉強している人ならばだれでも知っている作家です。しかし、一般の人には案外知名度が低いらしいので、一番解りやすくカンディンスキーを説明すると「抽象絵画を発明した人」になります。多くの現代作家が抽象的な表現を用いて表現しています。もちろん私を含めて抽象的な表現でガラス作品を制作する現代ガラス作家達も多くいます。抽象作品とは写実から単純化、さらに抽象表現と繋がり、モティーフを写すのではなく物から感じ取った事柄を精神的な形に置き換えて形創っていく事と私は思っています。例えば、誰かが「月」と言うタイトルの作品を見て「これのどこが月なの?」と疑問に思える様な作品でも、その制作者にとってはどこからどう見ても「これは月だ」と言える事が大切です。
つまり、それはなんとなく描いた線や形ではなく、作家本人にしてみればまぎれもなく「月」をモチーフに描いていると言う事なのです。理論的に説明するとややこしい感じですが、単に「なんだか解らないけど綺麗だね♪」とか「何か天体を感じる」みたいなことが感じてもらえれば作家としてはおおかた良い結果になっているのかも知れません。逆に作家にとって「解らないけど綺麗だね」と思ってもらえる作品を制作するのはとても難しい事です。(難) 展覧会では、カンディンスキーが抽象表現にたどり着くまでの経過がとても解りやすく構成されていました。
私とカンディンスキーの作品との初めての出会いは19か20歳の時に開催された「グッケンハイム美術館展」でした。その時見た作品の印象とガラス作家になってから見るカンディンスキーの作品の印象は同じではないけれど、20年も前に見た作品を今も覚えていると言う事は作品の強さに他ならないと思います。私もガラスを通してそんな作品を制作したいと思います。
会期はもう残りわずかですが、機会があれば足を運んでみてはいかがしょうか。
とても良い展覧会でしたよ。

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山口県立美術館 本展覧会の看板です♪
奥野看板は二つの大きな看板をずらして置いてあるのですが、見る場所によって綺麗に「カンディンスキーと青騎士展」と読めるようになっています。
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「カンディンスキーと青騎士展」展示会場に入るスロープ
カンディンスキーの文字が抽象絵画ふうに構成されています。

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カンディンスキーと青騎士展のチラシ
チラシに使われているこの絵画もカンディンスキーにとっては実際に見たリアルな風景なのでしょうね♪

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菊池寛実記念 智美術館 ガラスの手すりと「川瀬 忍の青磁」展

菊池寛実記念 智美術館のガラスの手すりと「川瀬 忍の青磁」展を観に行きました。
当初の目的は菊池寛実記念智美術館の企画展ではなく、美術館内にガラス作家の横山尚人先生がデザインされたガラスの手すり(作品)があります。その作品の視察が目的でしたが、運の良い事に「川瀬 忍の青磁」展が開催されており、素晴らし作品の数々でした。古典に学んだ初期の作品から動植物の有機的形体造形を展開した近作、さらに新作までが展示されています。独特の静けさと品を漂わす素敵な展示で、何よりも美術館の空間と作品の持つ空気感が共鳴しあい最高の展覧会でした。
当初の目的である
美術館建築の空間構成も素晴らしいもでした。
エントランスを入ると水墨抽象画で知られる篠田桃紅(とうこう)氏の「ある女主人の肖像」が出迎えてくれます。そこから地下1階の美術館へ横山先生の作品の脇を通って展示会場に下ります。
1階フロアと地下展示室を結ぶのは螺旋階段で、透明ガラスの手すりは天井からの光を受けて流れるような曲線を描いています。本当に美しい作品であると同時に、私が作家としてこの作品を観た時、緻密に計算され創りだされた一つ一つのガラスに感動します。壁面には銀の和紙に篠田桃紅氏の旧作「いろは歌」を作家自ら断裁し、「真行草」の漢字をイメージしたコラージュ文字が描かれ、横山先生のガラス作品の曲線と絡み合って静かな空間を演出しています。
建築からコレクション、空間づくりまで、全てにおいて美術に造詣の深い(現代陶芸のコレクター・菊池智)の美意識が反映しつくされていることを感じる事が出来ました。東京・六本木方面に行かれる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
お薦めの美術館です♪

また、今月8月27日~11月13日まで、富山市にある楽翠亭美術館で「篠田桃紅の墨アートと現代のガラス」展にM.Mグラススタジオ西川慎池本美和も出品しています。こちらも富山にお出かけの方はぜひご覧ください

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菊池寛実記念 智美術館 正面玄関です。

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篠田桃紅(とうこう)氏の「ある女主人の肖像」 エントランス水墨抽象作品
エントランスに入った瞬間から静けさを感じる素敵な空間を演出してくれます。

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ガラス作家 横山尚人先生 作 透明ガラスの手すり光の反射と曲線が美しいです。
(写真は入場券の半券からスキャンしました。)

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「川瀬 忍の青磁」展 天青から静かなる青へ
素敵な展示空間でした♪

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虎ノ門金刀毘羅宮の前を通り掛かったのでお参り♪
東京都の選定歴史的建造物に指定されています。今は高層ビルの間に建っていますが、沢山のサラリーマンさんたちが周りで休んでいました。
この後の会議と新潟方面の出張が無事に終える事が出来るように祈願しました。(合掌)

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サントリー美術館「あこがれのヴェネチアン・グラス」展

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年8月23日 18:29
  • 展覧会

サントリー美術館あこがれのヴェネチアン・グラスー時を超え、海を越えて」展に行ってきました。
M.Mグラススタジオブログで何度となく紹介させて頂いておりますサントリー美術館では、世界でも最高のガラス芸術の展覧会を何年かに一度企画されます。サントリー美術館は今年、開館50周年記念をむかえ、記念すべく企画展に「美を結ぶ。美をひらく。」Ⅲ あこがれのベネチアン・グラスー時を超え、海を越えて展を開催されました。そのオープニングレセプションにご招待をいただきましたので西川、池本の二人で参加いたしました。参加者は関係各所から著名な方々が出席されており、イタリア大使、コーニングガラス美術館副館長、主催、協賛の大企業の代表の方々、ガラス作家等
と格式の高いレセプションになっていました。もちろん、展覧会は言う事のない素晴らしさでした。
ヴェネチアン・グラスは、1450年頃に開発された無職透明のガラス(クリスタッロ)とともにその技術、芸術性を高めて行きました。16-18世紀にはその技法は完成されたと言われています。展覧会では王侯貴族の羨望の的となったルネッサンス期の作品から、造形的に影響を受けたヨーロッパや日本のガラス、そして現代のガラス・アートまで引き継がれた美的要素を140件もの優品によって構成されています。歴史ある作品はもちろん、今回出品している作品の中に富山ガラス造形研究所の1期上の先輩である、江波冨士子さんの作品がありました。ヴェネチアン・グラスの技法のひとつ「ムッリ-ネ」と呼ばれるモザイクガラスの一種を使って制作された小さな器を100個あまり制作し、まるで雨上がりに虹が掛かるような色合いで、凄然と並べれれ他器の模様は驚くほど細かく繊細で本当に美しい作品でした。サントリー美術館ガラスの展覧会は興奮が冷めずについつい多くを語りたくなってしまうのですが、展覧会のサブタイトルになっているように、時を超え、海を越えて人々や私達ガラス作家の心を引き付け続けているヴェネチアン・グラスをぜひご覧になられてみて下さい。
あこがれのヴェネチアン・グラスー時を超え、海を越えて」展 必見です

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あこがれのヴェネチアン・グラスー時を超え、海を越えて」展
サントリー美術館 ミュージアムショップ Shpo×CaffeにはM.Mグラススタジオからもこの展覧会用制作した新作を展示販売しています♪

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展覧会に出品しているガラス作家 江波冨士子さん。(中央)
(左から)ヴェネチアン・グラス展を企画されたサントリー美術館土田ルリ子学芸副部長。数々の学術賞を受賞されています。ガラス作家の小西潮さん。富山ガラス造形研究所の先輩、江波冨士子さんとガラス工房を運営されています。(右端)ガラス作家 高橋禎彦さん。(下の写真で紹介します。)
皆さん17.18年以上も前からの知り合いで、ガラスに携わり活躍されている素敵な方々です♪

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現代ガラス作家の大先輩 高橋禎彦さん。日本のガラス作家やガラスを学んでいる学生で知らない人はいません。(超有名)
10年ぶりぐらいにお会いしましたが相変わらず素敵なガラス作家オーラがでていました。(流石)
今は多摩美術大学ガラス科の准教授で教鞭を
とっていらっしゃいます♪

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展覧会を観終えてホテルに。
ロビーから東京タワーが夕陽に染まって綺麗でした。
良いガラス展を観た後はすぐにでも作品を制作したくなります。
ガラス工房に帰って早速制作を開始します!(気)

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根津美術館に行ってきました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年7月21日 15:27
  • 展覧会

根津美術館に行ってきました。
今週は、日本に大型の台風が接近し各地に被害を出しました。M.Mグラススタジオは海のすぐ横に建っているので台風が接近すると細心の注意をはらいます。そんな中での東京出張は工房の事が心配でなりませんが、スタッフがガラス熔解炉守ってくれる事を信じて私は仕事に出かけます。
このところ東京や海外へと出張に出かけるたびに台風や大雨。小野田のガラス工房では完璧に「雨男」呼ばわりされています(涙)。と言いながらも仕事に行けなかった事はほとんど無く、今回もうまくすり抜けて作品の打ち合わせ等々お仕事です♪
3日間しっかり働いた結果、最終日の会議は思いのほか早く終了、場所も渋谷近辺でしたので根津美術館へ行ってきました♪
根津美術館は実業家にして東洋古美術収集に熱心であった、初代根津喜一郎の遺志により南青山の根津家敷地内に開館しています。収蔵品の仏舎利、絵画、工芸品は素晴らしいもので、「和」のおもむきを基調に、収蔵作品や日本庭園と一体感のある心地良い空間を創り上げています。
流石、隈研吾さんの建築です。
本当にここが東京のど真ん中かと錯覚に落ちるくらいの静けさと見事な庭園でした。(美)
東京渋谷方面へお出かけの方にはお薦めですよ♪

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根津美術館
コレクション展「古筆切(こひつぎれ)」ともに楽しむために
2011年7月13日~8月14日まで

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入り口を入るとすぐに竹壁と石畳の回廊。とても良い雰囲気があります。
この通りを抜けると正面玄関が現れます。

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ホールには石造彫刻が日本庭園、建築空間と一体となって展示されています。
建材の板ガラスもすごく生きています。

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見事な日本庭園。
東京とは思えないほどの静けさと木々の緑。手入れが行き届いています。
茶室や書院、御堂など昔ながらの建築も点在しています。

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根津美術館から表参道駅までの間にはChloeやCartier,Ω等の高級ブランドショップ街がズラリ!
どれも個性的で素敵な建築ばかりです♪

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PLADAのショップ
板ガラスが場所によって出っ張ったり、引っ込んだり。
これは板ガラスのスランピングと言う技法で制作されていて、私達ガラス作家から見たら、恐ろしく大変なお仕事です。海外の旅行者も興味津々♪

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東京出張3日目 台風が去って綺麗な夕陽の羽田空港。
タラップからの景色はいつ見ても綺麗です。

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大濤書道会を観に行ってきました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年7月16日 19:11
  • 展覧会

大濤書道会を観に行ってきました。
書道研究玄游会の会長を務めていらっしゃる矢田照濤先生が代表となって開催されている大濤書道会を観に行ってきました。
大濤書道会は山口県の防府市地域交流センターアスピラートで毎年開催され、今回で7回目を迎えます。午前中には照濤先生のライブ制作もあり、画面の大きさは3m×5mと超大作。残念ながら公開制作をライブで見る事は出来なかったのですが、会のみなさんの作品と先生の作品を照濤先生自身の解説付きと言う超贅沢な環境で見せて頂きました♪(幸)
また、毎年恒例、矢田照濤先生ブログで毎日制作されているハガキに書かれた作品の販売も楽しみに多くの方が会場に訪れ賑わっていました。

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矢田照濤先生 公開制作作品
「徳は人を感じ、風は物を動かす」力強い筆性と同時にとても素敵な言葉です。
西川と池本は2009年に矢田先生と「書とガラス」でコラボレーションした時に創った
「響」Tシャツを着て会場に。(もちろん「響」は先生の書です♪)

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毎日のように書かれる照濤先生の作品たち。
日々努力をし、積み重ねられる作品はとても魅力的で、奥深い表情と質感を感じさせてくれます。
創り続けるという力は作家にとって如何に重要なのかを先生のこの作品たちから感じづにはいられません。私達も見習わなければ!

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「錬心清志洗煩邪掃」
(心を修練して志しを清くし煩を洗い邪を掃いさる。)
自分に言われているように思います。
今の私にはとてもできそうにありませんが、もっと心を鍛えましょう。

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「あらゆる生物は過酷な自然環境に対して己の生態を変えてまでも逞しく生きている。
地球万歳 いのち万歳」
先生は3月に東京で震災に遭遇されたと話してくれました。
被災された東北の皆様に向けた照濤先生のエールを感じます。

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大濤書道会 会場風景
どの作品も力作ばかりで、素晴らしい作品でした。
7月16日(土)~18日(月)まで防府市地域交流センターアスピラートで
開催されています。ぜひ観覧に行かれてください♪

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横山尚人ガラス展に行ってきました。(東京出張) 

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年6月29日 13:43
  • 展覧会

ガラス展を観に(東京出張)
今回はオーダーがあったガラス作品の設置と搬入、その他、提案会議等もいくつかあり池本と二人で東京出張です。
また、以前よりお世話になっている恩師の横山尚人先生の日本橋高島屋での個展の時期とも重なったので初日に会いに行ってきました♪
もちろんガラス作品以外にも気になる美術館やアートがいくつかあったので実物を見に言ったのですが、「せっかく上京するのだから」と沢山の予定を入れ過ぎてしうのが私達の悪いくせです。しかし、そこは仕事です。沢山良い作品や物を見てしっかり勉強してきましょう。

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横山尚人グラスデコール展ー卯・うさぎ・兎ー
6月29日~7月5日までです。

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ガラス作家「横山先生」と2ショット♪
色鮮やかなガラスに、先生らしい優しいガラス作品の形。
まだまだ、教えていただくことも多く、今回もいろいろと紹介して頂きました。
「先生、いつもありがとうございます♪」

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宿泊ホテルからのガラス越しの風景。
中心の辺りに東京スカイツリーがそびえています。

設置ガラス作品や見学に行った美術館の作品など、オープンが未だで写真掲載が出来なかったり、写真を撮る事が出来ませんでした。(残念)

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没後120年ゴッホ展 九州国立博物館

  • Posted by: mm-glass
  • 2011年2月 7日 19:35
  • 展覧会

没後120年ゴッホ展 九州国立博物館
今日は間もなく会期が終了する「没後120年 ゴッホ展」を九州国立博物館に観に行ってきました。
フィンセント・ファン・ゴッホは「炎の画家」として誰もが知っている画家です。
ゴッホの劇的な生涯とともに、初期から晩年までの作品を一堂に紹介されており、ゴッホの作品がどのように変化していったのかが解るよう作品が構成されていました。西洋古典主義のドラクロワなどの絵から基礎や考え方を学び、日本の浮世絵にも強く影響を受けながら10年間の短い制作活動の中で自分の作品を突き詰めていった様子が展覧会の中から伝わって来ます。その10年間でゴッホの絵が売れたのはたった1枚だたそうです。とても複雑な気持ちになりました。
私も作家活動を初めて早いもので16年が経ち、下済みの頃は無我夢中でガラスと向き合い、来る日も来る日もガラス制作に明け暮れていたのを思い出します。その姿勢は今もさほど変わりはしないのだけれども、純粋に表現や「上手になりたい」という思いのためだけに制作をしていた頃を懐かしく思いました。あんなにも一途で純粋な気持ちには到底なれそうもないけれど、作品を観てくれる人の心を掴むには、ゴッホのような強い思いが必要なんだろうと感じています。
ゴッホは言っています「ぼくは100年後の人々にも、生きているかの如く見える肖像画を描いてみたい」
私も100年後に「このガラス綺麗だね♪」と言われるようなガラス作品を創り残したいと思いました。
さすがに会場は超満員で、気持ち良く観覧できたとは言えませんが、時代に残る巨匠の作品やその背景は知っておくべきです。「没後120年ゴッホ展
」行って良かったです♪


九州国立博物館 正面玄関です。小春日和の気持ちの良い日でした♪

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九州国立博物館 館内 ガラスと組み木を使った建築。
とても綺麗です。最上階にはアジアを中心とした収蔵品を多くそろえる博物館もあり一日中居ても飽きない素晴らしい博物館です。

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没後120年ゴッホ展入口 月曜日だというのに、ものすごい人でした。
今後、何回も観れる作品ではないので多くの人が集まっています。

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吉村芳生展

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年11月16日 18:57
  • 展覧会

吉村芳生展
今日は久しぶりに山口県立美術館吉村芳生展「とがった鉛筆で日々をうつしつづける私」を観に行きました。テレビCMでも毎日のように流れているので、会期中に必ず観に行きたいと思っていたので、どの様な世界が広がっているのか、わくわくしながら美術館に入りました。
まず、会場に入ると、大きなコスモスの作品が目に飛び込んできます。同時に両脇には新聞の模写と、10m位の金網のデッサンが飾られています。新聞も金網も目を疑いたくなるような細密デッサン。尋常じゃありません!
吉村芳生は鉛筆と色鉛筆で、日々をうつし描き続けています。その鉛筆の線はまるで紙に刻み込むかのように引かれ、線の集積は果てしなく画面を埋めつくしています。展覧会に来られているお客さん達は「まるでコピーのようだ。」とか「この作家さんは正気(健常)の人が描いたのですか?」などと学芸員に質問しているところも何度か聞きました。展覧会をみる側からすると当然の感想だと思います。
しかし、作家の私達からすると、痛いほどに感じるものがあります。
絵を描く、ガラス作品を造る事はポンポンとアイデアが出て制作に取り掛かれる程容易ではなく、自分が何に興味を持ち何を綺麗だと感じているのか、その中からモチーフを探し、描き、形にしていく。作品を制作する中で最も重要な部分でもあるだけに、探しても探しても描きたい(造りたい)作品が見つからない。しかし、画家、ガラス作家である以上、造り続けなければ作家とは言えない。そういった「何かしなければ!」という気持ちの中から、吉村芳生やっとの思いで見つけたのが金網や新聞だったように思えてなりません。狂おしい程に描いているのは、それしか方法が無かったからなのだろうと私は感じました。その境遇が普通でないと言えばそれまでですが、作家の仕事は自分と向き合う事から始まります。同時に新鮮な気持ちで継続し、創造り続ける事が大切です。学生の時、畳の目や金網を一つ一つ描いてみろと言われた事がありました。「西川は100本も畳の目を書いたら気を抜き、解ったつもりで線を引いてるぞ。」と言われた事がありました。吉村芳生の金網は一つとして同じ線がありません。本当に脱帽です。今の自分は畳の目を一つ一つ真剣に描く様にガラスに取り組みガラスに身を置いています。作家としての大先輩の生き方をこの展覧会から強く感じました。
吉村芳生展「とがった鉛筆で日々をうつしつづける私」ぜひ足を運んでみてください。
とても良い展覧会です♪

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吉村芳生展「とがった鉛筆で日々をうつしつづける私」
正面玄関に立っている看板。
新聞の上に自画像を描いているのではなくて、新聞も鉛筆で一つ一つ描いてるんですよ。
ホントにすごい根気と精神力!

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山口県立美術館前の県庁まで続く道は「日本の道100選」に選ばれています。
紅葉がとてもきれいでした。

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深紅に色付いてとてもきれいでした。
ガラス作品でこんな色がだせたら綺麗だろうな~♪

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鴨居玲 没後25年 終わらない旅

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年10月12日 23:33
  • 展覧会

鴨居玲 没後25年 終わらない旅
リバーウォーク北九州にある北九州市立美術館分館に「鴨居玲」展を観に行ってきました。
鴨居玲は金沢に生まれ、金沢美術工芸専門学校(現在の金沢美術工芸大学)で学びました。先日までガラス集中講義に行っていた事もあって、なんとなく身近に感じ、展覧会を観に行こうと、思い立ちました。
鴨居玲の作品との、初めての出会いは受験生の時で、描かれている情景や作家の心理よりも、その圧倒性なデッサン力だけに目を奪われてました。その後、富山近代美術館や金沢県立美術館等で目にした事はあったのですが、今回のように80点余りの作品を一同に観るのは初めてです。
展覧会は、第一章「画家として成功に至る過程」から第二章で「あふれ出る才能と苦悩」、第三章では「早すぎた終焉」と三部構成になっています。
疲れ果てた廃兵、夢とうつつの境を失った酔っぱらい、虚空にたたずむ建造物、皺にまみれた醜い老人、暗く重い画面に照らし出されるように劇的に描かれた人物たちが何とも言えな空気感を観る私達につたえて来ます。私が20年前に観た時の描写力や構成力と言った表面的な事ではなく、何のために作品を書き続けているのか必死で探しているように思えました。暗い画面に多くの自画像を描き、美しいだけでない画面ですが、自己の制作活動を見つめ返す気持ちにさせ、グッと引き込まれる素晴らしい展覧会でした。

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北九州市立美術館分館 リバーウォーク北九州

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リバーウォーク北九州 大型のショッピングモールです。

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「鴨居玲」展  没後25年 終わらない旅 作家の苦悩とひた向きさに感動しました。
初めて北九州市立美術館分館で見た展覧会はガラス作家「ルネ・ラリック」展でした。
静かでとても良い美術館ですよ♪

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玄游書展を観に行ってきました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年10月11日 17:00
  • 展覧会

毎年、秋に書道研究玄游会が主催する玄游書展を観に行ってきました。
いつもお世話になっている矢田照濤先生が会長をされており、その他沢山の先生方やお弟子さんの作品が多数展示される大きな展覧会です。
山陽小野田市の文化会館で行われていて、毎年足を運んでいるのですが、その継続する力と、皆さんの作品に多く学ぶ事があります。
特に子供たちが自由に走らせる線はとても素敵で、力ずよく本当にまねのできない素晴らしい作品です。私が言うのもおこがましいのですが、本当に良い教育だと感じます。
また、矢田照濤自ら作品の解説もしていただき、作品にかける思いはすごいものです。一つの線を引くまでの思考や時間、紙や筆を選ぶまで気力を充実させながらの一筆が作品の中にありました。もちろん私が、多くを理解できる訳もありませんが、それを感じさせる事が出来る。とても難しい事ですが、ガラス制作の中にもまったく同じ事が言えます。同じもの造り、やっぱり書もガラスもアートなのですね。
同時に今年は、大先生「矢田桂雪」先生にもお話しする機会を頂きました。大先生からは「自信を持つのは大切な事だ。しかし、過信してはいけない。」と深い言葉を頂きました。気がつけば2時間以上会場に御邪魔をして、しかも矢田先生を独占。反省しつつもとても勉強になる展覧会でした。

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矢田照濤先生と作品の前で。

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「矢田桂雪」大先生。小野田に来たばかりの8年ほど前にあって以来です。

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矢田桂雪先生 作「斗專雲移」 
毎日必ず筆をとり、作品制作に取り組んでいるようです。すごい気迫です!

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子供たちの「車」の字。昔の字を書き漢字の成り立ちも学びます。
勢いがあってとてもきれいな線です。

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もちろん基礎を学ぶための古典も勉強します。完全に私よりきれいな字です。(負)

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金沢21世紀美術館

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年10月 6日 20:13
  • 展覧会

金沢21世紀美術館
連日のガラス集中講義と多くの人と会い、話、食事をして少々ばててきたのですが、山口のガラス工房を池本さんとスタッフに任せて、時間をいただいたので、空いている時間は金沢でしかできない勉強をしようと、今日は金沢21世紀美術館に立ち寄ってみました。
金沢21世紀美術館はあまりにも有名ですから誰もが知っていると思うのですが、「開かれた美術館」をテーマに建設され、それを実行されている美術館です。
実際に足を踏み入れて感じる事は、本当に沢山の人が訪れていることです。そして、市民のボランティアスタッフの方が解説や案内をして文化を伝えている様は、市民と一体となって美術館をつくっている事を感じさせます。また外観や、建築は裏と表が無い円形で公園を思わせる、つい立ち寄りたくなるような解放感があります。
気が付けば、私も毎年必ず金沢21世紀美術館には足を運んでいます。コンセプトに魅せられているファンの一人です。
私も少なからず山陽小野田市のガラス文化に携わっているので、山口のガラス工房に来るお客様には、私が金沢21世紀美術館に感じた、解放感のある良い雰囲気に近づき楽しんでくれるよう努めたいと思いました。
工房に帰ったら、あらためてスタッフに伝えよう!

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金沢21世紀美術館 正面は無いと言っても正面玄関。
前の庭は広く解放感があり、多くの現代アートが設置されています。

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オラファー・エリアソン作「カラー・アクティヴィティーハウス」 去年までは無かった作品。

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皆さんご存じの レアンドロ・エルリッヒ作「スイミング・プール」

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コレクション展「目には見えない確かなこと」 奥:パトリック・ブラン「緑の橋」

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高嶺 格 ~いい家・よい体~ インスタレーション(設置芸術)作品でした。
なんか子供のころの田舎の古い家を思い出すちょっと怖い感じ(汗)

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同時に公開制作も行っている展示会場。
やはり、昔にどこかで観たことのあるような感じにトリップさせる空間でした。

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金沢能楽美術館

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年10月 5日 19:54
  • 展覧会

金沢能楽美術館
午前中のガラス集中講義が終わると、午後はフリーなので金沢能楽美術館に行ってきました。
かつて金澤能楽堂があったゆかりの地「広坂」に、加賀宝生に伝わる貴重な能面や能装束を収蔵展示する美術館です。「加賀宝生」は金沢の無形文化財に指定され、「能楽」は世界無形文化遺産に登録されているそうです。郷土資料や、歴史資料、文化財を展示している博物館と言えば、うす暗い商ケースの様な展示室に資料として淡々と展示してあるか、「ワッサッ」と民芸的な資料が展示してあるイメージを持ってしまうのですが、ここは全く違います!
美術館に入ると自分が能の舞台をすり抜けていくように、まるで能の演じ手となって能舞台を探検できます。その空間は実際の能舞台と同じ大きさらしく、等身大の映像がさらに臨場感を感じさせ、展示室に移れば文化財としての美術資料を事こまかに観せると言うより、全体の空間が素晴らしく、真っ暗い空間に能面が浮いているかのように展示してありました。伝統芸能にあまり親しみのない私にも「幽玄の世界」といった感じが伝わってくるように思えました。
一つ一つの美術品もさることながら、美術館の企画展示をされている方の「能楽を伝える」と言った事を思い続け、「能楽」のことを知っている方の目線ではなく、素晴らしさを知らない(触れた事が無い、気付いていない)人の目線で構成されている所は、私達ガラス作家も全く同じ事を意識しながら自分達のガラス作品の展示を心がける事が必要と思いました。
金沢能楽美術館とても素晴らしい美術館でした。

この後は金沢美大の卒業生や院生と久しぶりに会って近況報告。みんな金属工芸作家として活躍中。
私が知らない金属の事やガラスと組み合わせそうな事、聞いてみよ~♪

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金沢能楽美術館 何年か前に建設されたばかりの綺麗な美術館です。
金沢21世紀美術館すぐ横のあります。

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実際の能舞台と同じ大きさ、等身大の映像が流れて臨場感があります。
カッコイイ展示です。

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夜は金工作家の皆さんとお食事。金沢の美味しい魚に大満足。
(左から河野さん、松田さん、薮内さん、三原さん、久米さん)
しかし、料理の写真はまったく無く、食い散らかした集合写真になってしまいました。(残念)
いつになったらブログ用の写真がまともに撮れるのやら・・・(涙)

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やはり、作家の話は尽きることなく二次会へ。昨日卯辰山の皆さんと呑んだBarへ。
明日のガラス講義の為に、西川は6時出勤だって言っているのに。(解散25時)

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福屋本店美術画廊ガラス二人展の打ち合わせ。

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年9月20日 10:06
  • 展覧会

福屋美術画廊ガラス二人展の打ち合わせ。
2009年7月に行いました広島の福屋本店美術画廊でのガラス二人展の次回開催の日程について、打ち合わせに行きました。
福屋でのガラス二人展は2年おきに開催をしており前回の展覧会で10年前目を迎えました。10年の節目と言う事もあて、第一美術画廊(一番広い空間)で開催をし、良い形で終える事が出来ました。
そこで、重要なのが次回の開催の内容と時期です。その打ち合わせのため、いつもお世話になっております美術画廊の方々に私達M.Mグラスの考えを伝え、また画廊サイドの御考えや、最近の状況等を伺いに行きました。
昨今の日本の時代の移り変わりは非常に激しく、美術工芸業界もこの1.2年で大きく様変わりをして、厳しい時代を迎えているようです。もちろん私達もひしひしと感じていた事ではありますが、嘆いていても何も始まりません。美術画廊と一緒になって良い作品を発表していくために、お互いの方向性はきっちりと話し合っています。
もちろんこの会議で大まかな方向性の確認は出来ました。「新しいガラス作品の提案は見はもちろん、手にとって(使って)楽しいガラス作品」この様なコンセプトで考えていこうと思っています。
時期についても今年中には決まると思います。その時はまたお知らせいたします。
なんだか早くも緊張してきました。(汗)

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西川 慎 ・ 池本 美和 ガラス二人展
2009年 福屋本店 美術画廊

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西川 慎 ・ 池本 美和のガラスの取り組みがわかる様なガラス作品の展示。
開催5回、10年目の展覧会でした。


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この時初めて広島福屋でガラス彫刻作品を展示しました。
次回はこれを超える企画にしなければいけません。
早くも緊張してきている半面、とても楽しみです♪

現代ガラス作家16人

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年8月21日 19:50
  • 展覧会

現代ガラス作家16人
「表現の差材=ガラスのかたち」金子賢治先生とアーティストによるトークセッションも終了し、会場をギャラリーに移して、簡単なオープニングパーティーが行われました。
さすがに第一線で仕事をしている現代ガラス作家さんばかりですので、トークセッションや展覧会にお越しになられるお客さまも、ガラス作家さんが初日は多い様です。
久しぶりにガラス先生や先輩、作家仲間に会えて活動の近況を楽しく話しました。西川も池本も意外とミーハーなところがあるので、作品はもちろん知っていても、なかなか会う機会のなかったガラス作家さんも今回初めてお会いする事が出来た作家さんと写真を撮りまくり!(嬉)
ガラス工房の事や制作活動についても伺ってみたりして。
また、建築関係のお客様とも「表現の差材=ガラス」について建築側から、私も作家側からトークセッションに参加したアーティストとは違う切り口から話をしてみたりと、あっという間に2時間が過ぎ、さらに金子賢治先生、渋谷良治先生、生田丹代子さん、ギャラリーの方、数名の若手作家さんとで二次会に、本当に楽しい時間でした。
独立して工房を構えるとどうしても二人で行動する事が難しくなり、西川一人で行動する事がほとんどでした。池本には工房の管理を任せていましたので、ガラス作家との交流の機会があまりありませんでしたので、今回の展覧会に参加させて頂き、多くのガラス作家との出会いと再会は新たな制作の糧になりそうです。明日も注文のガラス作品を制作します♪

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神代さんのガラス作品の技術について聞いています。
左から 渋谷良治さん、阿比留省吾さん、池本美和さん、神代良明さん

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左から またまた渋谷先生、大村俊二さん、西川慎、東京藝大ガラス研究室の藤原先生

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ガラスオブジェ展の推薦人 金子賢治先生とツーショット。
最近、大活躍のツールiPadお揃いです。

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池本、憧れの現代ガラス女流作家 (中央:木越 あいさん 右:奥野美果さん

3人とも女性らしい素敵な作品を創造るガラス作家です。

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憧れのガラス作家 生田丹代子さん
建築空間におけるガラス作品(ガラス彫刻)を提案し続けている一流作家。

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2次会が終わって地下鉄の改札で、渋谷先生と。間から金子先生。
ホント楽しかったです♪
渋谷先生、肩の手は何ですか~
やはり憧れのガラス作家狩野智広さんと田嶋悦子さんのツーショット写真が撮れませんでした。(涙)

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ガラス作家 16人展

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年8月20日 20:00
  • 展覧会

ガラス作家 16人展
「16Artistsガラスオブジェ展」がオリエアート・ギャラリーで開催されました。
前日の搬入時のざわついた感じと打って変わってとても、雰囲気良く展示が完了しています。
この企画展では建築空間のアートプロデュースを専門に行っている㈱織絵(オリエアート・ギャラリー)がアートの需要創造により積極的に取り組むために16人のガラス作家を金子賢治先茨城県陶芸美術館 館長・元国立近代美術館 工芸工芸館課長)の推薦によって集められました。どのガラスアーティストも各々が持つ様々な表現や技法を用いて現代ガラス今を提示しています。
私達M.Mグラススタジオ西川慎池本美和、両名とも大型なガラス彫刻作品を展示、出品しています。ぜひ、お近くにお越しの際はご観覧ください♪
また、今夜は「表現の差材=ガラスのかたち」と題して金子賢治先生とアーティストによるトークセッションも開かれました。
第一線で活動する現代ガラス作家がどの様に素材としてのガラスをとらえているのか、伺う事が出来る滅多にないチャンス、非常に楽しみです。作家は・狩野智宏・神代良明・渋谷良治・田嶋悦子さん達です。どの作家さんも日本を代表する作家です。話はもちろん金子先生から「ガラス素材を選択し(限定して)表現する事を選んだきっかけや理由」の投げかけから始まり、一人ひとりがガラス素材の向き合い方やガラスとの出会いを述べられました。これはこれで非常に興味深い話だったのですが、この事よりも、やはり「表現の差材=ガラスのかたち」です。日々のガラス制作(運営、活動等)から導かれるもの、教育現場から導かれるもの、他素材とのコラボレーションによって導かれるもの、新しいガラス表情や素材から導かれるものと、多方面からの視野で話は進みました。これだっと言う結果は当然出るはずもありませんが、ガラス素材に対していろいろな思いを感じる事は出来たように思います。
もちろんトークセッション時点での結果は「ガラスはまだまだ多くの可能性がある!」と言う事でした。
当たり前のことだけれども、当たり前のことを、こうも真剣に語る機会がどれだけあるだろうと思い解せば、さらに深く考えさせられます。トークセッションの意味がここにあったようにも思えます。
私的には、現代の社会の中でいかにガラス作品自身が生きていくかと言う事が重要だと考えています。空間や環境によって表現されるガラスの形はさまざまに変化し、その空間があって初めてガラス素材が生きている事を確認できるそんな「ガラスのかたち」を理想とし日々の制作に励んでいます。
山口のガラス工房で制作をしてばかりいると他のガラス作家さんと会って話をする機会が少なくなります。この展覧会に参加する事で、多くのガラス作家の先生、作家仲間、後輩たちに再会できたこと、オリエアート・ギャラリースタッフの皆様に感謝致します。
展覧会の期間中よろしくお願いいたします。

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金子賢治先茨城県陶芸美術館 館長・元国立近代美術館 工芸工芸館課長)
初めて銀座での個展の際、会場に足を運んでいただいたのが金子先生との出会いです。
あれから15年以上経ちました。
私達のガラス
作品は継続してご覧頂いてくれていたようです。(嬉)
 

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左から ガラス作家・神代良明さん・渋谷良治先生(富山ガラス造形研究所時代の恩師です。)

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左から ガラス作家・田嶋悦子さん・狩野智宏さん
お二人との一度お会いしたいと思っていました日本を代表するガラス作家さんです。

ps:この後のオープニングパーティーの内容は後日、掲載致します。

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ガラスオブジェ展(オリエアート・ギャラリー)

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年8月17日 21:25
  • 展覧会

 ガラスオブジェ展(オリエアート・ギャラリー)
明後日から東京出張です。
8月20日から始まる「16Artistsガラスオブジェ展」の搬入とガラス作品の設置のため
オリエアート・ギャラリーに向かいます。今回の展覧会は、茨城県陶芸美術館 館長(元国立近代美術館 工芸工芸館課長)の金子賢治先生推薦の16人のガラスアーティストが様々な表現や技法を用いて現代ガラスのあり方を提示する企画で、 M.Mグラススタジオの西川慎・池本美和、両名ともに大型なガラス彫刻作品を展示、出品します。初日には「表現の差材=ガラスのかたち」と題して金子健二先生とアーティストによるトークセッションも開かれ、現代ガラス作家の最前線で活躍する作家先生方の意見、近況のガラスアートの実態などもお伺い出来るかも。また、その中には富山ガラス造形研究所でお世話になりました渋谷良治教授もいらっしゃいます。お会いできるのも楽しみです♪

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バックのイメージ写真は西川慎ガラス作品です。
16Artistsガラスオブジェ展 DM1

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16Artistsガラスオブジェ展 DM2
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

会期:2010年8月20日(金)~31日(火) 
    10:00~18:30 / 日曜休み / 最終日は17:00まで
出品作家 ・新井幸代・生田丹代子・池本美和・植木寛子・扇田克也・大村俊二・沖文・奥野美果
       ・狩野智宏 ・神代良明・佐々木雅浩・渋谷良治・田嶋悦子・西川慎・松村明那・宮崎匠悟
会場:
オリエアート・ギャラリー 東京都港区北青山2-9-16AAビル1F
    TEL:03-5772-5801 FAX:03-5772-5803
    東京メトロ銀座線「外苑前」北口3番出口より徒歩3分

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「大濤書展」 書家×ガラス作家

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年7月17日 21:04
  • | 展覧会

「大濤書展」 書家×ガラス作家
防府市にある地域交流センターアスピラートで、書家の矢田照濤先生が代表をされている大濤書道会の展覧会「第6回大濤書展」を観に行きました。
会場入り口の正面に、「地は寂光の曼荼羅となり月高し」と書かれたライブで制作された矢田照濤先生の作品が目に飛び込んできます。詞で書かれた作品をこの迫力の大きさで目にするのは初めてで、
今年の初めに行われた玄游会「新春 書のパフォーマンス」での、深紅の「鳳」の一字の作品とが全く違う感じを受けました。まるで洋画のエスキースやクロッキー画を見ているように、字と字の間に空間を強く感じます。平面(二次元)である紙の中に完全に奥行きがあるのです。書の事があまり解らない私は、言葉になって多くの文字(形)が積み重なり空間を構成するさまが、絵画の基本のデッサンの様に感じたからかも知れません。
今日は勉強で会場にきましたのでここは、照濤先生に伺ってみようと自分の感じたことをお伝えしました。すると、私が感じた前者の空間の事を、書の世界では「実画と虚画」と言うそうです。実際に墨を置き書く線と線から線に移るときの筆が通る軌跡の事を言うそうです。実際には書いていない線まで照濤先生は感じさせる事が出来るのです。やっぱりすごい!書いてある言葉の意味も美しければその詞や形にあった空間を創ることができる。深い世界なんだろうと感動しました。
私達もガラスと言う素材で綺麗さや道具としての機能だけを求めて制作している訳では有りません。ガラスを取り巻く空間を意識しながら作品制作する事が多くあります。どんなにガラスの素材自体が綺麗であっても、そのガラス作品が持っている周りを取り巻く空間が美しくなければ決して良いガラス作品にはならないと思っています。これは、ガラスのコップ、花器一つとっても同じです。私のガラス作品の中にも目には見えない「軌跡」をより一層、感じて頂けるようガラス作品の制作しようと思います。
早速、明日の吹きガラスでは流れ(軌跡)を意識して制作を実行します。

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「第6回大濤書展」大濤書道会

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3m×5m矢田照濤先生によるライブ制作で書かれた作品
「地は寂光の曼荼羅となり月高し」
書家 矢田照濤先生(左)とガラス作家 西川 慎

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照濤先生が毎日のように制作しているはがき大の作品
とても完成度の高い制作日記のようです。

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去年のガラスフェスタ2009で照濤先生とコラボレーションした「書×ガラス」の作品群。
先生とM.Mグラススタジオきららガラス未来館、どこがどの作品を所有するかの会議です。
矢田先生、作品選ぶの遅くなってごめんなさい。(涙)
あっと言う間に1年がたってしまいました。

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ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」終了しました♪

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年7月10日 20:30
  • 展覧会

ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」終了しました♪
7月5日から本日
まで行われておりました、ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」が無事終了しました。
たくさんのお客様に足を運んでいただき、いろいろなご意見やご感想などを伺う事ができ、とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。
各人各様の技法によるガラス作品から、香合・小筥等の茶道具を紹介した、この展覧会ではお客様から勉強させて頂いたのはのはもちろん、出品されている6人の作家の方々から学ぶことも多くありました。違う技法を駆使したガラス作家の方の作品を観るだけではなく作品について話をできる機会はそうはありません。小野田のガラス工房で制作をしていると、つい自分の世界にのめり込んでしまいがちで、不安を覚えることもあります。客観的に自分達を見つめる事ができる良い機会だったと思います。また、自分のガラスとの向き合い方にも良い手ごたえを感じる事が出来ました。
「ガラスの香合・小筥展」での経験を踏まえてさらに制作に励んでまいります。
展覧会を行うに当たって協力をしてくださいました、㈱淡交社 淡交センター・カルム東京店 ギャラリー翠のスタッフ、関係者の皆様、本展覧会を企画してくださいましたギャラリー仲摩の仲摩さん本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申しあげます。

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ガラス香合「青螺肋の香合」西川慎作
7人のガラス作家が織りなす新しい茶道具

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「ガラスの香合・小筥展」会場
㈱淡交社 淡交センター・カルム東京店 ギャラリー翠

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ガラスの茶道具

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年7月 8日 19:44
  • 展覧会

ガラスの茶道具
ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」も後半です。
今日は、この展覧会でとても重要な日です。淡交社企画の大きな茶会が近くの会場で開催され、その会に全国各地の先生方が参加されるようです。「なごみ」は茶道の世界でとても権威のある書物なので、このガラスの茶道具展にも足を運んで頂けるそうなのです。これはガラスの魅力を伝えなければ!と、会場に出向きました。
午前中から絶え間なくお客様が会場に来てくださりましたが、ゆっくりとお話しができる程の人数でした。午後もこんな感じかな~、なんて考えていたら、とんでもありません1時くらいからつぎからつぎへと茶道の先生方がお弟子さんを連れて会場はいっぱいに、そのお弟子さんにしても話を聞いていると、皆さま先生クラスの方々ばかり、ガラスの魅力を話しつずけること3.4時間、あっという間に時間が過ぎ、帰りの時間に、地下鉄に飛び乗り羽田に向かいました。
このガラス展は本当に勉強になりました。実際に茶会の席でお手前をする先生方の手に触れてガラスの茶道具を感じていただき、大きさや重さ、季節感から作法までいろいろなお話しを聞くことができました。この展覧会を企画してくださいました淡交社の社員スタッフの皆様、「ガラスの香合・小筥展」の監修をし私を選んでくださいましたギャラリー仲摩の仲摩さん本当にありがとうございました。感謝いたします。
あと二日間、会期がありますがよろしくお願い致
します。
お近くに御寄りの際はぜひ会場に足を運んでみてください♪

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夕暮れの羽田空港
日本画家 千住博さんの巨大なアート作品「ウォーターホール」
山口のガラス工房に帰る時はいつも出迎えてくれます。

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ガラス展の会場から急いで羽田へ(出発ロビー)帰宅します。
満員御礼のガラス展会場は、お客様の流れが途絶えず写真を撮ることができませんでしたが、たくさんの方にガラスの魅力を感じていただけたと思っています。

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ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」が始まりました。

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年7月 5日 13:00
  • 展覧会

ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」が始まりました。
茶道の世界ではあまり多く使用されないガラス素材の魅力をしっかり伝え、多くの人にガラスの茶道具を見立てていただきたいと言う思いで、新宿区にある淡交社9階のギャラリー翠でガラス作品の説明をします。今日から4日間ほどの予定で東京出張開始、しっかり営業します。!
このガラス展で私が楽しみにしている事は、昔から応援して頂いているお客様や出品しているガラス作家の方々にお会いすること。懐かしい先輩方と近況報告できれいいな~と思いながら羽田から会場へ向かいました。
いつもであれば、搬入から自分たちで会場をセットするのですが、今回は茶事の装いを演出するために淡交社さんにお任せです。展示空間は床の間を備えた畳のある部屋に、感じよくガラスの茶道具が並び、会場にはガラス作家の佐藤透さん、広沢葉子さん、今回の展覧会の仕掛け人であるギャラリー仲摩の仲摩マサ枝さんがお見えになていました。流石に第一線で活躍するガラス作家の作品だけあって、どれも美しい作品ばかり。ホントに勉強になります。ガラス作品の説明に行っているのに逆に他の作家さんに質問したり、されたり。もちろん、足を運んでくださいました、お客様にはしっかりとガラス作品の魅力を説明させていただき喜んでいただいております。
東京滞在中、ガラス展のお客様とどんな出会いがあるか楽しみです♪

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ガラス作家 広沢葉子さんの作品 
水差しや茶入れ振り出し等 しっとりしていて女性らしい素敵な作品です。

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西川慎 ガラスの香合
かごに墨を入れて写真のようにお手前では使用するそうです。
ガラス作品が良く見えます。(汗)

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ガラス作家 佐藤透さん コアガラス作品 振り出し
とてつもなく繊細な作品 気の遠くなる作業とレースや花、植物の文様がとてもきれいです。

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山田輝雄さんの作品 「ガラスの香合」 日本最高峰の切子の技術!
伝統にとらわれ過ぎずに現代のカット(切子)が施されています。流石です。

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左から ガラス作家の佐藤さん、広沢さん。
このガラス展の仕掛け人、ギャラリー仲摩の仲摩マサ枝さん。
ガラス作家を目指した15年前から大変お世話になっています♪

 

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現代ガラス作家4人展

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年7月 3日 17:27
  • 展覧会

現代ガラス作家4人展
今朝もガラス工房では吹きガラス講座を行い、昼からは吹きガラスの作品をせっせと制作していました。
非常に湿気が多く気温はさほど高くはないけれど、ガラス熔解炉の前は以上に暑く、わりと大きい作品を作っていたので夕方には若干ばてていました。
そんな時に富山県在住のガラス作家、川辺雅規さんから「M.Mグラススタジオに行っていい?」と電話をいただきました。もちろん、OK。「どうしたかな?」と思って考えると、今日から「現代ガラス作家4人展」の初日でした。山口県の宇部市にあるギャルリー小川現代ガラスの展覧会に出品し昨日から搬入で来られていたようです。他のガラス作家さんは午前中に帰ってしまわれたようなのですが、川辺さんは一日滞在されてからの帰宅予定。川辺さんが会場に居るのであれば、あまりにも暑い今日の吹きガラスは早めに切り上げ、ガラス展の会場に行ってみようとスタッフを連れて会場に。ただ、ガラス工房の営業は5時まで、ガラス展も5時まで誰か一人残らなくてはいけません。お留守番を一人じゃんけんで決めて早速出発、会場に向かいました。(お留守番さんは後日連れて行きます。ごめんね♪)
会場には久しぶりに再会する「第四回現代ガラス展INおのだ」の大賞を受賞した川辺さんと、4人のガラス作品200点程が展示されていました。どれも力作ばかりでスタッフ一堂真剣に見学。
素晴らしい展覧会です。
その後、私達のガラス工房に場所を移しお留守番のスタッフと、きららガラス未来館の館長を交えて、川辺さんと座談。ガラス作品のことや考え方、お互いのガラス情報を交換し、近況報告。あっという間に2時間たって、それでも話足らず、二人でおいしいスペイン料理のお店「ソル・ポニエンテ」でガラス芸術に関して話しました。普段なかなか話せない事もお互いに聞いてみたりして・・・(汗)。同い年の現代ガラス作家どうし、こうしてガラス作品やガラス作家性について語り合うのはとても刺激になり、また勉強にもなりました。

そんなガラス造形作家の川辺さん他3人が出品されているの展覧会、足を運んでみてください♪

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現代ガラス作家4人展 皆10年来の知り合いばかりです♪
話が楽しすぎて川辺さんとのツーショット写真、撮り損ねました。(涙)

会期 : 2010年7月3日(土)~7月18日(日)
ギャルリー小川
〒759-0207 山口県宇部市厚南区西ヶ丘
TEL (0836)41-0005 FAX(0836)41-6099

 

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展覧会巡り (絵画・ガラス)

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年6月23日 22:48
  • 展覧会

展覧会巡り (絵画・ガラス) 
東京出張も3日目、最終日です。
今日も午後からは打ち合わせの予定が入っています。だから昼間ではゆっくりという事はM.Mグラススタジオではありません。少しでも良いものを観て、手に触れ、人と話す。そうする事が次の作品の糧となり良い仕事につながると思っています。と言う事で、午前中は展覧会巡りです。
初めに向かったのは日本橋高島屋の美術画廊です。ここでは、洋画の安達博文展を見に行きました。独特の描線とユニークなフォルムの人物画や、日々描いた10m余りの水彩絵日記も出品していて、その日々の積み重ねと、デッサン力は素晴らしいものでした。安達先生は富山ガラス造形研究所時代にお世話になった先生で、会うのは多分10年ぶりくらいです。先生の創作活動や私達M.Mグラススタジオの近況活動など短い時間でしたがお話しができ、変わらない安達先生の独特の雰囲気にパワーをもらって次の会場に。場所は目の前工芸サロンです。ここでは、ガラス作家室伸一先生の作品展、多彩な色ガラスに詩的な造形の作品の数々を観て先生にご挨拶。西川慎が8年前から金沢美術工芸大学の工芸科でガラス素材の集中講義を行っているのですが、その前任者が室先生です。直接お会いしたことはなかったのですが、やっとご挨拶ができてホッとしました。
この後、銀座、川崎、横浜と展覧会を巡りに巡り、仕事も済ませ、懐かしい先輩ガラス作家の展覧会も観ることができ大満足で羽田に向か東京出張は無事終了。

足は棒のようになって疲れ果てたけれども、たくさん収穫がありました♪
さあ、明日からM.Mグラススタジオでガラス制作開始です。
ガンガン創っていきますよ!

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10年ぶりに会う安達先生(左)
後ろは10mもある絵日記作品です。ちょっとした描写がたまりません。

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独特な線で描かれた自画像と日記の作品。
完全な安達ワールドです。

 

 

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ルーシー・リー展 

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年6月21日 16:00
  • 展覧会

ルーシー・リー展 
東京に着くと渋谷に向かい、ガラスの展覧会を2つばかり観て話などをしてから、次は六本木での打ち合わせ。こちらもきっちりと会議を済ませて、今回出張で池本美和・西川慎ともに楽しみにしていた「ルーシー・リー展」を観に行きました。
打ち合わせ場所からすぐ近く、東京ミッドタウンから歩いて3分程の場所、国立新美術館で開催されています。と言っても展覧会最終日さすがに来られる人たちもすごい人数です。
私達も駆け込みで列に並びました。

ルーシー・リーは誰もが知っているイギリスの女性陶芸家。工芸を志す多くの作家はルーシ―の作品に対する姿勢や作品の魅力に共感すると言われています。
私も、いくつかの作品は拝見したことはあったのですが、これほどまでに多くの作品(およそ250点)を一堂に観るのは初めてです。バーナード・リーチとの関係から始まり、ハンス・コパーとともに制作した日々の作品、生涯にわり芸術家ではなく、陶芸家として制作、研究し続けた作品が会場を埋め尽くしています。
「私はただの陶芸家。作品は何も意味しない。私はただ陶器(pot)を作りたいと思っただけ。」展覧会の途中で記されていたルーシーの言葉に、一生をかけて制作し続けた重さを感じずにはいられません。晩年80歳を超えてからも新しい作品に取り組み仕上げた作品を目の当たりにすると胸に込上げるものがありました。(感)
本当に素晴らしい展覧会です。国立新美術館での「ルーシー・リー展」は今日で終わってしまいますが、この素晴らしい展覧会はこの後、五つの会場を巡回するようです。
山口県の萩の浦上記念館が最後の会場になっています。
ぜひ、足を運ばれてみてください。
必見です♪

kokuritukinnbi.jpg
国立新美術館 黒川紀章晩年の建築

 kokuritusinnbi2.jpg
ルーシー・リー展」購入したカタログです。
すごく良い内容で、お買い得ですよ。 国立新美術館に問い合わせてみてね♪

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ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」茶道具

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年6月15日 19:17
  • 展覧会

ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」茶道具
ガラスで制作された茶道具を見立て、ガラス作家7人による「ガラスの香合・小筥展」が開催されます。
これまでも茶会などの場でガラス製のお茶道具を使用される機会がないわけではありませんが、茶道家の先生方も常に新しい素材や作品を探し追求され、海外のガラスブランドのバカラやラリックの作品など
を水差しなどに見立てられ茶席の涼を演出される事例はいろいろと紹介されています。
淡交社から出版されている、茶のあるくらし「なごみ」でもガラス作家の作品の魅力について紹介をしていただく事になりガラス製茶道具の制作の機会を頂きました。
M.Mグラススタジオでは設立当初から茶道具の制作と研究を自分なりに続けておりますが、創れば創るほど何とも茶道具と言うのは難しいもので、重さや大きさ、全てにある一定のルール(掌の中にあるときの気持ちよさの様な感覚的なもの)がある様に感じています。(難)
だからこそ私は茶道具の制作が面白くてたまりません。
自分勝手にガラスのきれいさを伝えるだけでなく、しっかり道具としての機能が詰まっている事。ガラス素材の美しさと機能美、お茶やお水が器に入った時の見え方など、その時、その場所の情景をイメージしまわりの空間と溶け合って客人をもてなす。
この心意気が作家の制作魂を燃え上がらせます。(気!)
と言うものの何せ難しい!うまくできない!もう一回、もう一回、だから楽しい♪
あと作品の搬入まで1週間程です。

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茶のあるくらし「なごみ」に掲載されている香合と棗「結晶」
レース模様の振り出しや蓋置き、茶巾立てです。

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平茶碗、夏茶碗などなど。 いろいろ制作しています。

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髙島屋京都店 ガラス二人展開催

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年5月26日 21:39
  • 展覧会

髙島屋京都店 ガラス二人展開催
髙島屋京都店 ガラス二人展が5月26日から開催しています。
初めての場所での展覧会はここ最近ではありません。
15年以上ガラス制作に携わっているので何かしら関わりのある場所で展示をしていましたので、M.Mグラススタジオを開設したばかりの時に展覧会を初めた様な緊張感が漂っています。
これから、一週間私達の作品にどの様な感想が頂けるのか楽しみであり、同時に不安でもあります。

ガラス作家が展覧会を開催する理由はいくつかあると思います。
工房を運営するためにしっかりガラスの魅力を感じてもらうと同時に作品を販売をすること。
また、それ以上に貴重で重要なのはお客様から直接作品の意見や見え方、感想などを耳にする(リサーチ)ができることだと思います。
もちろん全ての意見を聞き反映させるのではなく、聞くべき意見とそうでない意見をしっかりと見極める事が大切だと思います。
今までも、自分たちにとって都合の悪い意見程、本当は大事な意見だったりすることは多々ありました。
作家は、何もないところから新しい作品を制作し発信する事はできないと思っています。
それ以上に大切なことは当たり前になりすぎてしまい何も感じなくなってしまった事や、都合の悪い意見に耳を傾け感じ取る事、「受信する」ことがなによりも大切だと思っています。
これから一週間初めてお会いする京都のお客様からたくさんの事を学び取ろうと思っています。
また、滞在する期間には京都の食文化にもいっぱい触れて勉強させて頂きます。
京料理楽しみです♪

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髙島屋京都店 美術工芸サロン

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「清流」 お茶道具
 

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コルテオ福岡公演 ♪

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年4月 8日 19:16
  • 展覧会

コルテオ福岡公演 ♪
先日、
ダイハツコルテオ福岡公演を観に行ってきました。
全団員オリンピックメダリストクラスのアーティスト達が身体芸術を繰り広げ、音楽、衣装、全てにおいて超一流の最高の舞台が繰り広げられるシルク・ドゥ・ソレイユの今回の演目が「コルテオ」です。
「コルテオ」とはイタリア語で「行列」を意味するようです。
公演は、ひとりのクラウンを中心に繰り広げられる祝祭のパレードで、それは楽しく陽気でありながらも、どこか儚く哀愁漂う世界で激しく情熱的な空気に包まれたかと思うと、次の瞬間静寂が訪れる。
愛すべきものたちに囲まれたクラウンを中心に繰り広げられる数々のドラマが、観る人の心に語りかける。
コルテオの世界にグッと引き寄せられる最高の舞台芸術でした。
私が初めてシルク・ドゥ・ソレイユの舞台を目にしたのは19歳のころ、もう20年も前の事です。
アトリエの先生に、サーカス観に行くぞ!と誘われ何も知らずに行ったのが「ファシナシオン」という演目でした。
その時はあまりのすごさに「すごい!」としか思いませんでしたが、時がたっていくつかの演目に足を運ぶうちにどんどん魅了され、本当にすごいアートだと感じています。
ストーリーや身体芸術が最高なのは言うまでもありませんが、出演者が演目をこなすだけではなく、観客に対するサービス、舞台セットの準備などあらゆる事を協力し舞台を成功に導く、その超一流の姿勢がたまらなく感動します。

私達ガラス作家もガラスを制作するだけではありません。
窯や道具を創り、展示するための台、そしてガラス制作。展覧会の時はガラスについて熱くお客様に語り展覧会を開催します。
「コルテオ」を観てものすごく勉強になりました。
5月にある京都での展覧会に向けて、さらなる演出を今から池本美和と練っていきます。

シルク・ドゥ・ソレイユ最高でした♪

corteo2.JPG

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第3回ガラス教育機関合同作品展

  • Posted by: mm-glass
  • 2010年4月 6日 16:35
  • 展覧会

先日、第3回ガラス教育機関合同作品展を観に行ってきました。

日本全国のガラス科をを卒業、修了する学生選抜者を集め計17校のガラス教育機関が参加して展覧会が開催されました。
私も年にいくつかのガラス教育機関で集中講義を行っていますので、その後生徒がどの様にガラスと向き合い取り組んだのかが気になり東京出張を1日早めて観に行った次第です。

いろいろな技法や質感、形態や表情のガラス作品がならび、どの作品にも何年間かの学業の成果を感じさせる力作が展示され、それぞれのガラスに向き合った時間を感じることができる良い展覧会でした。

学生達はこの展覧会が終わると社会人としてガラスに関係していくわけです。
いうなれば、これからはガラス作家としてライバルになるわけです。

M.Mグラススタジオの西川慎・池本美和にも当然始まりはありました。
その時の諸先輩方や先生方とは、とてつもない差を感じていましたが、その差を何とか埋めようとがむしゃらにガラス制作に取り組み向き合ってきた結果今の自分たちがあるように思います。

今度は私達がその差を新人作家(新社会人)に見せる番です。

全力でガラスと向き合い技術や感性、ガラス作品に関するすべての事で、突き放していきますよ!

追いかけてくる新人作家、また私たちは高みを目指して諸先輩方に追いつき、追い越して行けるよう、全力で飛ばしていくぜい。

gakuseiten1.JPGのサムネール画像
ガラスのオオカミ。実物大ぐらいあって大きな作品です。

gakuseite2.JPG 
私達の新人スタッフ松尾具美さんの作品(中央)

gakuseite3.JPGのサムネール画像

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